勝手に感想部1 「プリマス行き急行列車」 感想というか……ねぇ。(2020年9月6日放送)

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感想(4件)

2020年9月5日
「プリマス急行列車」

感想というか、何と言うか……。
この話はその後、「青列車の秘密」という長編に昇華したものです。
だと思うよ。というのが正直な感想。
というのも、一時間で解決するには込み入りすぎているという感じ。
いや、推理自体はあっという間に解けたよ。解けるよって話だが、そこに至るまでのプロセスが短すぎる。
なので、これは一応書いたな。という感じを受けた。

以前書いたものを長編、もしくは別作品にすることはよくあることなので、別に珍しいことじゃないけど、アガサもしてたんだと思うと、ちょっとうれしい。

この話がその後、青列車へ移行するのかぁと感心する。
と言うか、青列車の秘密を再読してから書くべきだったかも。かなり忘れている部分があるので、比較はやめておこう。
いや、ネタバレになるので、再読しないでこのまま書こう。

とはいえ、いろいろ入れ込んだわりに、何のことはない推理で犯人はね。なんていきなり出てくるので、一時間じゃぁ足りないよなぁと思う。
もしくは、短編のほうもこれほど消化不良だったかも??? 再読しとけよって話。

もうねぇ、ある意味、チート感半端ない。(笑)

今まで出てきていたどれもこれもすっ飛ばして、そこに落ち着きますかぁ。
って話しですからね。
のちに青列車へと昇華することになったのには、たぶん、アガサ自身もこの話に不満があったのじゃないかと思う。でなければこれを取り上げようとは思わなかったはず。

ネタはいいのよ。ネタはね。でも、うまく立ち回っていないのよ。
という感じを引きずると、意外に後々それを引っ張り出してくることがある。
あのシーンで使ったセリフ、や、こういう風景シーン。とかが心に残っていたりする。

これがね、心に残るのと、頭に残っているのとで感覚が違うんですよ。
というか、医学的にはどうなんでしょうかね(笑)
でも、心に残っているものはふとした瞬間、痛みを伴って思い出す。
頭に残っているものはふとした瞬間に、もわっと降りてくる。
感覚はこんな感じ。

多分、そうやってみんな少しずつネタを昇華させていくんでしょうね。

私にアガサのような文才があれば……。

ドラマの感想としては、もうねぇ……声優さんがすごい。
再々再、何度目かの再放送でしょうし、すでに30年も前の放送ですから、亡くなられている声優さんが多い。
声優さんが二人記入されているのは、追加収録時に亡くなっていたり、引退されている方で、
今回は特に多かった。

ヘイスティングス役の富山 敬さんが亡くなった時はショックだったなぁ。
銀河英雄伝説でヤン・ウェンリーの声を担当していて、しかもヤンは作中で亡くなるんですよ。
その後、富山さんは亡くなったそうで、まぁ、何というか知った時には胸が苦しかった。
今のように、声優さんが亡くなりました。なんて報道がなかった時で、今でこそ、ニュースになったりするけど、声優さんニュースが全国放送なんてありえなかったからね。

30年も前の録音だと、本当に意外な人も出ているし、やっぱり……やっぱり、上手いわぁって人が多い。
見てて、ドン引きするほどあってないような昨今の吹き替えじゃなく、
それこそ、クリント・イーストウッドに会った日本人が、日本語話さないのね? と聞いたって話しほど、やはり呼吸とか、その人に合ってるのって、やっぱりプロなんだと思う。

と、今回も声優という仕事に敬意と敬愛と、
そして、デビット・スーシェ並びに俳優陣の素敵な演技と、
原作者のアガサ・クリスティに素敵な作品を生み出してくれた感謝を込めて。

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