今週は感想週間 感想部35 「魔術の殺人」ミス・マープル

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アガサ・クリスティの「魔術の殺人」

魔術の殺人 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]

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感想(5件)

どうも、梅ゆかり母さんです。
今週は感想週間です
アガサ・クリスティの「魔術の殺人」です

原作あらすじ ミス・マープルはロンドンに出かけて、旧友のルースと親交を温めていた。ルースとキャロラインの姉妹は、ミス・マープルの女学校時代の親友である。ルースは最近会った妹のことをひどく心配していた。はっきりとした根拠は分からないが、何か嫌な雰囲気だったと。そしてマープルに、彼女の所へ行って調べてほしいと依頼する。そのため、あらかじめキャロラインに「マープルが零落して、三度の食事にも事欠く有様なので助けてやってほしい」と言っておいたというルースに苦笑しつつも、マープルはキャロラインの住むストニゲイト荘に招かれ、潜入捜査を開始する。 極端な理想主義者で体のひ弱なキャロラインは、未成年犯罪者の救済に尽力するルイス・セルコールドと結婚して、少年院の隣で暮らしている。そこには彼女の家族と親戚、たくさんの非行少年たち、医師や研究者、精神病患者の青年がいる。その中にルースを不安にさせた何かがあったのだとマープルも思う。そして数日後、訪れたキャロラインの義理の息子クリスチャン・グルブランドセンが射殺された。

これは、ミス・マープルシリーズの話しなので、
ミス・マープルが素直に入ってきたし、違和感なく見ることができました。
なので、今回は素直に感想を書きましょう

この話の不幸は、善者が愚者であるからこそ、起こった事件。だと思える。
アガサ・クリスティの話しの中によく出てくる愚者として描かれている女性
それが、キャロラインそのもの。

以前テレビで見たことがあるのだけど、
19世紀の生活を体験する一家。というのがあって、あぁ、イギリスの番組です
服装も19世紀、家電もなく、風呂もなく、コンロも薪という徹底したものを体験する。
最初こそ手間取り、不都合だらけでうんざりしてきていた人たちが、
柔軟に対応していき、もとの生活に戻った時、
「今は選ぶことが多すぎて、しんどい」
と言っていた。

そんな暮らしの中で、奥さんが起こした行動がちょっと思い出された。
それは、19世紀のイギリスと言えば、女性の社会進出を願って、女性解放運動が盛んに行われていた。
もちろん、奥さんもそれに参加するのだけど、
参加するには、家事ができない。だから、メイドを雇うのだけど、
メイドを雇うなんてと喜んでいた奥さんだったけど、
演説の中の、「女性が家庭に縛られ、身動き取れないのはおかしい。もっと外に出るべきだ」
などの講演を聞き、思った。

「たしかに、女性解放はすべきだと思う。
だけど、そのために誰かを犠牲にして、家事を代わりにやってもらうことが、
本当の女性解放なのかしら?」

奥さんはメイドを辞めさせ、運動にも参加しなくなった。
不思議な話だけども、奥さんにとって、
たしかに家出の家事は解放されたが、でも他所の家の家事を行っている。
家事を行っていることに変わりがないのに、それが女性解放なのか?
って思ったようだ。

かなり、感想とかけ離れたことを言っているけれども、
つまりは、この時代、女性の主な関心事項というのが、
女性解放と、ボランティア精神だったということです。
人を助けることが自分の幸せだと信じ行う。
それはけして愚かなことでも、バカにすべきことでもなく。
本当に素晴らしいものです。

ただ、ほとんどのこういった思考のボランティア精神に溢れている女性の行うボランティアというのが、
明後日の方向に向いている。ということが、この話の、
そして、産業革命以降に増えた職業婦人と、
世間をリードし続けていけていると思いこんでいる貴婦人たちの思考によって生まれた
お粗末な結果だとしか言えない。だと思うのです。

そこではないんだよなぁ。
ということを平気で行い。ボランティアや、サービスを行ったと思って言う人。
良かれと思ってやったのよ。という割には、
自己評価をしろと突き付けてくる。
そういった、迷惑なボランティア精神が、結果、こんなことになった気がする。

そして、それをいさめることなく、支えてこそ間と信じる夫。
この場合は夫だけど、妻の場合もよくある。
そして同じく、間違いが起こる。

間違った誘導者に、間違った支援者。
間違っているから、もうどうしようもない。

そんな話。だった気がする。
どこで間違えたのかなんてのは問題じゃない。
間違いだと気づいた時、対処すべきだっただけなのだ。
対処できなかったことが、全て、悪いのだ。
だけど、退所なんてできないじゃないか。

盲目的にそれを信じているのだから

それがこの話の主たる原因だと。私は思う。

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